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e-Govで電子申請を行うためには、最初に「パーソナライズ」を開設する必要があります。開設するとパーソナライズ機能が使えるようになり、よく申請する手続きや申請済みの案件を登録したり、事務処理状況などの照会、申請情報の管理ができるようになり、利便性が高まります。
パーソナライズ機能を利用するためには、①パーソナライズを開設、②パーソナライズの登録、③パーソナライズの照会、の3つのステップを踏む必要があります。
e-Gov 電子申請トップページの『パーソナライズの開設』をクリックし、パーソナライズ画面で必要事項を入力し、『進む』ボタンをクリック、最後にパーソナライズ開設確認画面で登録確認番号を入力し、『登録』ボタンをクリックします。
パーソナライズ登録は、到達確認画面、もしくは状況照会画面で、『パーソナライズに登録』ボタンをクリックし、次いで『パーソナライズ情報登録』を実施して完了です。
照会時はe-Gov電子申請トップページから『パーソナライズログイン』をクリックしログイン、パーソナライズ画面を表示させます。パーソナライズ画面には登録した手続き情報やすでに申請した案件の一覧が表示されていますので、『到達番号』をクリックすれば当該案件の状況を照会できます。
パーソナライズ開設をしておけば、申請の状況照会を行うときに、到達番号や問い合わせ番号を入力できるから、とても便利だよ。
パーソナライズの開設・登録を終えたら、いよいよ電子申請が可能になります。自分が申請したい手続きを選びましょう。
※ここでは「雇用保険被保険者資格取得届」を例に説明をしていきます。
手続きの検索結果はたくさん表示されるのね。思った以上に種類が多くて驚いたわ‥。
その通り!種類が多いので間違わないよう注意してほしいね。それから同種の手続きでも、年月日や添付方式によっても分類されているので、この辺りもしっかりチェックしておきたいところ。
添付書類は必ず必要なの?
添付書類は必要な場合とそうでない場合があるよ。確認するには、案件ページ内の「書面による手続に関する情報」の『添付書類・部数』の項目を見てほしい。この欄に詳しい情報が記載されているよ。
手続の検索・選択を終えたら、次に基本情報の入力を行います。
以上で基本情報入力から電子署名までの手続きは完了です。残りは申請書の提出のみですが、データが消えないようにフォルダを作って申請データを保存しておきましょう。
基本情報は入力項目が多いから注意が必要ね。
そうだね。でも、基本情報は一度入力して保存しておけば、次からは入力しなくてよくなるよ。
「申請意思確認」ページの左側『申請一覧』から申請を行う手続きにチェックを入れ、『送信する手続きの確認』で申請届書を提出する最終確認を行い、『チェックした申請届出書を提出』をクリックしてください。これで電子申請の手続きは全て完了です。
電子公文書の取得は、e-Gov電子申請システムにより状況照会を行うことで可能になります。手順は以下の通りです。
なお、公文書の取得については、審査等事務処理が終了してから状況照会により可能となりますが、同時にコメント通知の確認、取得、補正所の提出、申請・届出の取下げなども行うことができます。
電子申請は意外に簡単ね!
最終段階ではすでに申請書ができあがってるから、あとは意思確認をしてチェックを入れて、提出ボタンを押すだけでいいよ。添付書類が必要な場合は最終確認で表示されるので、抜かりなくチェックしておこう!
このページではe-Gov電子申請について、e-GovのWEBサイト上で操作する方法を解説してきましたが、実はe-Gov電子申請は「外部連携API」を利用して行うことも可能。外部連携APIを使用する方が操作性が高く、手間が少ないというメリットもあります。
外部連携APIとは、e-Govのシステム(UI)ではなく、外部のソフトウェアを利用した電子申請のことです。外部連携APIはe-Govと違ってパソコンの制約がなく、e-Govのサイトを開かずソフトウェアから直接申請できます。
また、申請データと到達番号の紐付けが自動で行われることで一括申請が可能になるなど、行政手続きの労力軽減ができるのも利点でしょう。政府も外部連携APIによる電子申請を行うことを前提にe-Govを提供しているため、効率よく申請を進めたいなら導入を検討してみてください。
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